
INSECT MARKET二子玉川ライズ S.C.ポップアップストア限定企画として、親子向け自然観察イベント「せみのぬけがら観察会」を開催しました!
講師には、公益財団法人 日本自然保護協会 自然観察指導員であり、自然写真家・ネイチャーガイドとしても活動する髙野 丈さんをお迎えしました。
まずは林の中で、せみのぬけがら集めからスタート。
低い木の幹や葉の裏、高い枝先など、さまざまな場所で見つけることができ、子どもたちは目を輝かせながら観察を楽しんでいました。

観察後はINSECT MARKETの店舗内に戻って、集めたぬけがらをじっくり観察。
髙野先生の解説のもと、専用のチャート表を使って、種類や性別を見分けることに挑戦しました。
そして集計してみると、いろいろなことが分かってきました!
まず、見つかったぬけがらの中ではオスが圧倒的に多く、せみの世界ではオスがメスより先に羽化することがあるという自然のしくみが、実際のデータからも見えてきました。
これは、オスが早く羽化することで、あとから出てくるメスと出会いやすくなるためだと言われています。



また、今回の観察では、ニイニイゼミが一番多く集まりました。
せみにはいろいろな種類がいて、早く出てくるせみもいれば、遅く出てくるせみもいることを、子どもたちは実際に感じ取ることができたようです。
ぬけがらから見える自然のふしぎに、子どもたちは夢中になって取り組んでいました。
髙野先生からは、「時期を変えて同じ場所で観察することで、種類や羽化のタイミングのちがいが見えてきます。比較するとさらに面白く、自由研究にもぴったりです」というお話もいただきました。

観察と集計のあとは、みんなでせみのクイズ大会!
「せみはどれくらいの期間土の中にいるの?」「鳴くのはオス?メス?」など、せみの生態について楽しく学びながら、子どもたちは大盛り上がり。クイズを通して、せみの一生や自然のつながりに対する興味を深める時間となりました。
これからも「なぜ?」「どうして?」の気持ちを大切にして、自然と仲良くなっていってほしいと思います。

協力:公益財団法人 日本自然保護協会
●自然観察指導員 髙野 丈(たかの じょう)氏
専門出版社で図鑑や書籍の編集に携わる。
自然写真家やネイチャーガイドとしても活動し、自然と生きものの魅力を伝えている。
著書に『華麗なる野鳥飛翔図鑑』、『世にも美しい変形菌』(ともに文一総合出版)、『探す、出あう、楽しむ 身近な野鳥の観察図鑑 増補改訂版』(ナツメ社)などがある。
●自然観察指導員 若森 聡子(わかもり さとこ)様
イベントで使用した、「せみのぬけがらの見分け方」を昆虫ドリルに公開いたしました。
夏休みの自由研究にもお役立ち!
ぜひご利用ください。